野口五郎の「私鉄沿線」の歌が頭から離れない
なぜだろう?ここ数日野口五郎の「私鉄沿線」の歌が頭から離れない。
「改札口で~君のこと~いつも待ったものでした~」って、歌詞。
この歌を知ってるのは50代だね。1970年代に西條秀樹、郷ひろみ、野口五郎の三人は「御三家」と言われた、「ザ・ベストテン」などの歌番組が多く歌謡曲の全盛期だった。私は西城秀樹が好きだった。というか、この頃の小学生~高校生は新御三家のうち、誰かのファンでないと話に入っていけない調子だった。
私は西城秀樹のファンで通したけど本気で好きだったわけじゃない。しいて言えば・・みたいな。それでも「傷だらけのローラ」のシングル盤レコードを初めて自分のお小遣いで買ったものだ。
野口五郎の「私鉄沿線」の歌詞に戻ろう。「悲しみに心閉ざしていたら 花屋の花も変わりました~・・もう一度だけ~熱いコーヒー飲みませんか~~ あの店で~聞かれました~ 君はどうしているのかと~♪」と、1番の最後の歌詞まで歌えてしまう。
別れた後の恋人を思い出す歌詞、メロディも物悲しくつんと鼻の奥が痛くなるような郷愁を感じる。携帯電話なんて無い時代。純喫茶で初々しい2人が飲むコーヒー。「私鉄沿線」の歌は今聞くとグッとくる。西城秀樹、郷ひろみが若さ爆発させる中、野口五郎は静かに歌唱力で勝負していた。今になって野口五郎の歌が頭から離れないってのも不思議なものだ。
なんで今この曲を思い出したんだろ・・CMでも使われていないよね?
けどここ数日頭から離れない。少女時代は西城秀樹、OL時代は郷ひろみ、今は野口五郎の歌が心に響く。やっぱり新御三家なんだ(笑)